記事No 225
タイトル 初飛び
投稿日 2015/01/24(Sat) 02:02:16
投稿者 油圧
 時は西暦にして2015年、太陽暦1月18日、早朝(とはいうものの07:00)に起きてO-竹さんにタンデムをしてもらいました。風の穏やかなタイミングでないと、練習にならないので、朝です。が、飛んでみると若干あおられたり相変わらず機体に慣れなかったりでふらついて直進は出来ませんでした。進路は合ってるんですけどねー。
 今回は初めてパラランに降りました。そこで取りあえずOKを貰いましたが、うん、直進できなかったんですけど……って思ったのは置いておきましょう。もう、それだけでテンションが上がりまして。
 で、その後朝食をコンビニで買って食べてからまた山に登りますが、日も上って上昇気流が活発に発生する頃、当然待ちぼうけです。初心者には危ないので。ちなみに、平均で5m代、最大7m超の風がテイクオフでは吹いていました。
 なので、先輩方を見守ったり手伝ったりしながら見てるだけでした。剣道で言う看取り稽古の様なものです。朝早かったせいか、午後二時ごろに午後五時ごろの疲労を感じ、正直かったるかったです。数時間山の上に放置ですからね、寒かったー。COッピーなんか、寒いとストレスたまるとか言って走ってましたけど。
 この日は上昇気流の出が良かったようで、ラプラプさんも飛んで随分空が狭かったです(隠喩)。ただ、皆さんが降りてこなければ一年勢(私とAンドゥとCOッピー)はただひたすらに待つだけなので、暇でした。本当に寒かったー。COッピーなんか(略)。
 で、夕方。COッピーがタンデムで先に飛びました。Aンドゥを誘導するにはO-竹さんが先に降りないとどうしようもないので。
 その後、初心者には若干強めの風がしばらく吹いていました。若干それが緩くなった段階でAンドゥがテイクオフ。彼は既に十回以上誘導飛行をしており、その実績で多少の風なら飛ばせてもらえるようです。それを見ているだけの私にSAトシさんはは「これが格差だ(笑)」と言っていました。現実は厳しいのです。
 なかなか風が穏やかにならず、SAトシさんとSUBさんに五時になってもダメだったら撤収しようとまで言われてもうダメかと思っていたタイムリミット七分前、ついにチャンス到来。その喜びと若干の緊張を抱えてテイクオフ! ちなみに、高所恐怖とかもう全然ないです。
 本体の重量(曰く、先代のタンデムより質の悪いアルミを使っているので強度を保つために使用量が多くなり、結果としてより重くなってるそうで)+O-竹さんの体重で重かったり、翼面積が大きくてあおられやすかったタンデム機とは全く違う操作性に無駄に感動。自分でもびっくりするくらいまっすぐ飛びながら既定のフライトを消化。O-竹さんの誘導を受けつつ高度処理も自分でも驚くほど綺麗にこなし、いざパラランに着陸。フレアをミスってスライディング気味になりましたが、満足のいく初飛びとなりました。
 皆さんからの祝福を受けつつ、撤収。初飛びの慣例で飛んだ人の希望の夕食を奢ってもらえることになったのですが、考えてなかった! 寿司を食べたいのですが以前に行ったのでそれは避けるとして、最近食べてなくて美味しそうなものといえば、ハンバーグでしょうか? 素直にその希望を伝えたら、可愛いと言われてしまいました。自分でも、子供っぽいなとは思ったんですよね。
 という訳で、ハンバーグの定食を奢ってもらいました。
 満足して帰宅。ですが、これでやっと誘導を受けながら飛べるようになっただけで、半人前のスタートラインに立ったに過ぎません。私たちの鍛錬は、まだまだこれからです(打ち切り感)。
 ちなみに感想ですが、うん、正直言って分かりません。降りた直後にも聞かれたのですが、実際何かを感じる余裕すらなくてですね、何も言えねぇとは言いましたが、本当に分かりません。あっさりはしていました。現実なんて、そんなもんでしょう。ただ、やはり三次元的世界を手に入れたことには色々感じるものもあります。
 タダでは手に入れられない世界。そこには一次元分他の人より自由を手に入れることができる世界です。いずれ、地を這うことが億劫になるくらいに自由な空を手に入れたく思います。

※酔った状態で書いてるので、色々とご了承ください。

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